コスワース、プロドライブが買収に関心か

自動車 ビジネス 企業動向
コスワースエンジンを採用していたF1ウィリアムズ(2011年)
コスワースエンジンを採用していたF1ウィリアムズ(2011年) 全 2 枚 拡大写真
英国の名門エンジンメーカーで、F1エンジンも手がけるコスワース社。同社の身売り話が伝えられる中、買収先としてプロドライブの名前が浮上した。

これは10月24日、英国の『デイリー・メール』の電子版が報じたもの。同メディアのインタビューに対して、プロドライブのデビッド・リチャーズ代表は、「コスワースは買収価格を吊り上げすぎ」とした上で、「しかし、買収を検討する価値はある」と話したというのだ。

コスワースは2010年、4年ぶりにF1エンジンサプライヤーに復帰。ウィリアムズとケーターハムなどのチームにエンジンを供給してきた。しかし今シーズン、両チームがエンジンをルノーに変更。現在はマルシャとHRTの2チームにエンジンを供給しているが、戦力不足は否めず、F1撤退の噂も出ている。

かつてF1のベネトンやB・A・Rで、チーム代表を務めたデビッド・リチャーズ氏。そんな同氏の今回の発言だけに、プロドライブがコスワースを買収する可能性はゼロではないといえそう。

なお、コスワースはこの件について、『デイリー・メール』から求められたコメントを拒否したという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る