VWとBASF共催の科学技術賞、東京理科大の藪内直明氏に授与

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VW取締役 ハンス・ディーター・ペッチ氏(左)、東京理科大学総合研究機構 講師 藪内直明氏(中央)、BASF取締役会長 Dr.クルト・ボック氏(右)
VW取締役 ハンス・ディーター・ペッチ氏(左)、東京理科大学総合研究機構 講師 藪内直明氏(中央)、BASF取締役会長 Dr.クルト・ボック氏(右) 全 2 枚 拡大写真

BASFとフォルクスワーゲンは、第1回「サイエンス アワード エレクトロケミストリー」賞を共催し、東京理科大学総合研究機構講師の藪内直明氏に同賞を授与した。

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同賞は、科学技術分野の卓越した成果を促すとともに、高度なエネルギー貯蔵手段の開発の契機となることを目的に設立。受賞者には、賞金として5万ユーロが贈られる。

審査委員会は、BASFとフォルクスワーゲンのほか、科学界を代表する専門家で構成。さまざまな電池技術に関する卓越した研究成果を称え、藪内氏を選出した。藪内氏は、リチウムイオン電池やナトリウムイオン電池の性能を、新素材によりいかに高めることができるかなどを検証した。

サイエンス アワード エレクトロケミストリー賞は、来年以降も年に1度の開催を予定。分野を超えた横断的なアプローチに基づき、2社の共催によって科学賞が授与されるのは、今回が初めて。なお、賞金は、新たな研究活動の促進につながる、新しい実験機器などの設備、科学イベントの開催、または優秀な研究員の増強を可能とする資金として贈られる。

《纐纈敏也@DAYS》

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