サンパウロモーターショー12で、メルセデスベンツは『コンセプトスタイルクーペ』を南米初公開した。
コンセプトスタイルクーペは、3月のジュネーブモーターショー12で発表された新型『Aクラス』の派生車種。国際モーターショーでは、4月の北京モーターショーで初公開されている。新型Aクラスや『Bクラス』用の「MFA」と呼ばれるモジュラープラットホームをベースに開発される、小型4ドアクーペを示唆した1台だ。
ボディサイズは、全長4637×全幅1891×全高1398mm。全長は『CLSクラス』の4940mmに対して、300mm短い。一方、ホイールベースは2699mmで、新型Aクラスと共通。駆動方式はFFを基本とし、4WDの「4マチック」も用意される。
エンジンは、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力は211ps。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「7G-DCT」。
スポーティで躍動感あるデザインが特徴のコンセプト スタイルクーペ。市販時には、『CLA』または『CLC』として登場すると見られている。