10月27日午前10時40分ごろ、群馬県前橋市内の県道で、自転車で道路を横断していた81歳の男性に対し、交差進行してきた大型の自走式クレーン車が衝突する事故が起きた。この事故で男性は死亡。警察はクレーン車を運転していた53歳の男を現行犯逮捕している。
群馬県警・前橋東署によると、現場は前橋市富田町付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。81歳の男性は自転車に乗った状態で道路を横断していたが、交差進行してきた自走式の大型クレーン車にはねられた。
男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はクレーン車を運転していた同市内に在住する53歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
調べに対して男は「クレーンのアームが死角となり、自転車が見えなかった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯について、詳しく調べている。