日立中村副社長「これから中国の景気減速の影響が出てくる」

自動車 ビジネス 企業動向
日立製作所2013年3月期第2四半期決算会見
日立製作所2013年3月期第2四半期決算会見 全 1 枚 拡大写真

日立製作所の中村豊明執行役副社長は10月30日の2013年3月期第2四半期決算会見で、中国の影響について「上期はそれほどでもなかったが、これから下期にかけて出てくる」との見方を示した。

すでに建設機械では、「市場環境が相当悪化して、成長率がかなり落ちてきている」と中村副社長は説明し、これから自動車部品関連でも中国の景気減速の影響が顕著に出てくるという。反日の影響よりも中国市場のマインドが冷え込んでいることをむしろ心配している。

そのため、同社は2013年3月期の連結売上高を従来予想の9兆1000億円から9兆円に下方修正した。ただ、営業利益については、従来予想の4800億円を維持する。火力発電など堅調な社会インフラ事業の下支えとコスト削減効果の上積みによって、なんとか計画を達成する方針だ。純利益についても、従来予想の2000億円を据え置いた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る