マツダ、通期純利益は100億円の予想を維持
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世界販売は1%増の61万3000台で、うち新モデルのCX-5は9万6000台となった。地域別では中国が不振だったものの、日本や豪州、東南アジアで販売を伸ばした。純利益も57億円の黒字に転換した。
通期の業績予想は、中国の販売計画を見直したことにより、売上高と営業利益は下方修正したが、純利益は100億円への黒字転換見通しを維持した。営業利益は期首予想から50億円少ない250億円(前期は387億円の赤字)とした。
東京で記者会見した山内孝社長は、中間期の業績について「すべての利益レベルで期首見通しを上回る利益となった。CX-5の貢献が大きく、通期での黒字化に確かな前進ができた」と評価した。
《池原照雄》