【ホンダ N-ONE 発売】開発責任者「従来以上に共通部分が多い」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ N-ONE
ホンダ N-ONE 全 9 枚 拡大写真

ホンダは11月1日、新型軽乗用車『N-ONE』を発表した。開発責任者を務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの浅木泰昭氏は「従来のプラットフォーム共有よりも共通部分が多い。共通部分が多いと儲かるというのは痛感した」と明かす。

【画像全9枚】

N-ONEは『N-BOX』と「パワープラント、サスペンションや縦骨が共通で、スライドドアとヒンジドアのところの部分は当然変えたほか、排気系、ばねのレートやゴムの固さもウェートに合わせて修正したが、それ以外は、ほとんど一緒」という。

「これまでホンダは『アコード』と『シビック』で食べてきた。アコードとシビックはひとつの工場が埋まるくらいの数が売れるから、別に気を遣わなくても次の機種で全く新しくしても効率が良かった。ただ、ひとつのラインが埋まらないような機種まで全て変えていた。アコードとシビックのやり方をしてはだめな機種と、していい機種は販売台数によってある。軽の場合は1車種でひとつの工場が埋まることが無いので、やはり共用化しないとリスクがでかいということだ」と説明。

その上で「私が最初にプラットフォームを造る時に思ったのは、魅力が無いプラットフォームは変えざるを得ない、魅力があれば(他のモデルでも)使ってくれるというつもりで造った。変えざるを得ないのは変えていくしかないが、変えなくていいものをいかにつくるかが勝負」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る