脱法ハーブ起因の死亡事故、危険運転致死罪で起訴

自動車 社会 社会

10月中旬に愛知県春日井市内で発生した死亡事故について、名古屋地検は「事故は運転者の脱法ハーブ摂取が原因で発生した」と判断。自動車運転過失致死容疑で送検されていた30歳の男を10月30日に危険運転致死罪で起訴した。

問題の事故は2012年10月10日の午前7時40分ごろ発生している。春日井市高森台4丁目付近市道(片側1車線の直線区間)で、自転車で横断歩道を渡っていた16歳の女子高校生に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。高校生は頭部を強打して同日深夜に死亡している。

クルマを運転していた同市内に在住する30歳の男は事故後に現場近くで大暴れするなどの異常行動を取っていたが、後の調べで「mam-2201」と呼ばれる脱法ハーブを摂取していたことが判明。本人も摂取を認め、「何かに追われていた」と供述していた。

男が摂取したハーブは大麻を大幅に上回る強烈な幻覚作用があり、警察は男を自動車運転過失致死容疑で送検したが、検察では「脱法ハーブの影響を受け、正常に運転ができなかった」と判断。危険運転致死罪で起訴した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る