【JIMTOF12】開幕、世界中から最新鋭の工作機械が集合

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
日本国際工作機械見本市2012
日本国際工作機械見本市2012 全 6 枚 拡大写真

「第26回日本国際工作機械見本市」(JIMTOF2012)が11月1日、東京ビッグサイトで開幕した。同見本市は欧州工作機械見本市(EMO)、米国国際工作機械見本市(IMTS)と並ぶ世界3大国際工作機械展の1つで、最新鋭の工作機械が展示されることから非常に注目されている。

【画像全6枚】

特に今回は第1回目の1962年から数えて50周年目の節目に当たり、規模も大きく拡大。世界23カ国・地域から815社が出展した。出展物も工作機械をはじめ、鍛圧機械、特殊鋼工具、超硬工具、ダイヤモンド工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空圧・水圧機器、精密測定機器、光学測定機器、その他工作機械に関連する技術など多岐にわたっている。

近年、アジアでも同様の展示会が増えているが、JIMTOFはそれらとは一線を画しているそうだ。というのも、アジアの展示会の多くが“安さ”を競い合う場になっているに対し、同見本市は新興国向けの機能限定機から高機能化された複合加工機まで、幅広い顧客ニーズに応える「統合生産技術の提案型展示会」となっているからだ。しかも、バラエティに富んだ新技術も多数発表されている。そのため、ここに来れば、求めている工作機械の情報を間違いなく見つけることができるといっていいほど。

主催者である日本工作機械工業会の横山元彦会長(ジェイテクト会長)は「JIMTOFは現時点で最高の工作機械、技術を披露する場になっている」と話し、先進的な生産財は絶えず必要とされていると工作機械の重要性を説いていた。

なお同見本市は11月6日まで開催され、入場料は当日3000円、前売(事前登録)1000円、学生無料となっている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る