豊田自動織機は、米国のフォークリフト用アタッチメント製造・販売、世界最大手カスケード社の買収について、米国で新設した子会社(ICAII社)を通じて、11月2日(米国東部時間)より公開買い付けを開始した。
買い付け価格は、1株当たり65米ドルで、カスケード社の発行済普通全株式を総額約7億5900万ドルで取得する。買い付け期間は、11月2日から12月3日の予定。
カスケードは、荷役作業を効率化する多様なフォークリフト用アタッチメントを手がける世界トップメーカー。グローバルな生産体制を構築しており、北米・欧州などの先進国を始め、新興国市場でも積極的な事業展開を行っている。
公開買い付けにおける株式の取得が完了後は、ICAII社を消滅会社、カスケード社を存続会社とする合併を実施する。