住友商事、南アフリカ風力発電で長期売電契約…総事業費200億円

自動車 ビジネス 企業動向
住友商事・南アフリカ風力発電事業
住友商事・南アフリカ風力発電事業 全 2 枚 拡大写真

住友商事は、南アフリカにおける風力発電事業について、同社現地法人を通じて、長期売電契約を正式調印したことを発表した。

同社は2011年12月、100MWの風力発電事業について南アフリカ政府より優先契約交渉権を獲得。11月5日、同社が60パーセント出資する現地法人「ドーパー ウインド ファーム(DWF)」を通じ、国営電力会社であるEskom社とエネルギー省の支払い保証付きの売電契約を正式に調印した。同国が初めて認可した大規模再生可能エネルギーIPP(独立発電事業者)の1社となる。

また、総額約140億円の南アフリカランド建プロジェクトファイナンスベースの融資関連契約を、南アフリカの大手地場銀行2行および三井住友銀行と締結。うち約120億円の融資はドイツの輸出信用機関であるEuler Hermesの保険が付保されている。

同事業は、DWFが20年間にわたりEskomに対し電力を販売する総事業費約200億円のプロジェクト。独Nordex製2.5MW風力タービン40基を採用し、漸次建設を進め2014年7月に完工・商業運転開始を目指す。運転開始後は約8万世帯に電力を供給する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る