ヒュンダイとキア、米燃費誇張問題で補償へ…対象は90万台

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ヒュンダイ・エラントラ
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韓国ヒュンダイモーターとその子会社のキアモーターズが、米国で販売する新車の燃費を誇張していたとされる問題。両社はこの問題に関して、謝罪の気持ちを表すため、顧客に補償を行う方針だ。

補償の対象となるのは、2011-2013年モデルの新車として、米国で2012年10月末までに販売されたモデル。ヒュンダイ8車種、キア5車種の合計13車種が対象となる。

ヒュンダイとキアはこれまで、高速燃費が40マイル/ガロン(約17km/リットル)と大々的に宣伝し、競合車に対する燃費の優位性をアピールしてきた。しかし、その根拠となる燃費データが誤りで、実際の燃費はそれよりも低いことが判明。EPA(環境保護局)の勧告を受けて訂正した燃費では、40マイル/ガロンに届くモデルは1車種もなかった。

ヒュンダイとキアは、対象車90万台を保有するユーザーに補償を行う計画。その方法は、ガソリン代を補てんする形で、デビッドカードを支給するという。

《森脇稔》

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