アジア・パシフィック日産木村社長、中期目標達成は「オントラック」

自動車 ビジネス 企業動向
アジア・パシフィック日産自動車の木村隆之社長
アジア・パシフィック日産自動車の木村隆之社長 全 5 枚 拡大写真

アジア・パシフィック日産自動車の木村隆之社長は11月6日、バンコク市の本社で取材に対し、ASEAN地域での2016年度までの中期販売目標は「足元、オンラインで進んでいる」と、達成への自信を表明した。

日産は同年度までの中期6か年計画で地域ごとの販売拡大目標を掲げており、ASEAN地域では10年度実績の3倍強に当たる年50万台に拡大する方針。木村社長は「アグレッシブな数値だが、生産体制などこの地域でのプレゼンスは段々と高まっている」と、進捗状況を評価した。

中期計画では、現在年40万台となっている域内での生産能力を70万台(域外への輸出分含む)に拡充する方針で、先週には中核となるタイ第2工場の新設を発表した。インドネシアで進んでいる能力増計画と合わせ、16年度までに供給態勢を整える。

販売面では14年から、ロシアなどとともにインドネシアに「ダットサン」ブランドを導入する。木村社長は同ブランドの販売網について、「少なくともインドネシアでは全く別にする必要はないのではと考えている」と述べ、既存の販売網での扱いを中心に構築する意向を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 制限高さ1.85mの低いガード、元は道路ではなかった?…南千住~北千住
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る