BASF、中国・上海にドイツ以外で最大のイノベーション・ハブを開設

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BASF、イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィックを上海に開設
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BASFは、中国の上海浦東地区の拠点に5500万ユーロを投資して拡張し「BASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」を開設した。

同時に、BASFグレーター・チャイナ本社を新設し、同拠点に移転した。BASFのアジア太平洋地域での事業を強化するための投資。最終的には、従業員数は2500人以上となる予定で、ドイツ以外ではBASF最大の拠点となる。同社では、2020年には、世界の研究開発部門に所属する人員のうち、約25%をアジア太平洋地域に集約する予定。

新設したBASFイノベーション・キャンパス・アジア・パシフィックは、17の地域のビジネスユニットから、技術部門に所属する約450人の研究開発者が集結、アジア太平洋地域のイノベーション・ハブとなる。また、イノベーション・キャンパスでは、地域の科学技術部門の人材開発と、アジア太平洋地域の大学や科学機関と連携も促進する。今後、施設を更に拡張する予定。

新設されたグレーター・チャイナ本社のオフィスには、管理や業務部門、セールス、マーケティングなどのビジネスユニットが設置され、1500カ所以上のワークステーション、交流エリア、多目的シアターが設置される。

BASFは世界全体で約70カ所の研究開発センターを構え、1万人を超える研究者が世界中の約2800件の研究プロジェクトに従事している。

《レスポンス編集部》

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