タイトヨタ棚田社長、50周年にふさわしい50万台へ

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タイトヨタ棚田京一社長
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タイトヨタ(トヨタ・モーター・タイランド)の棚田京一社長は11月7日、バンコクの本社で日本人記者団と懇談し、今年の同国での販売が過去最高を大幅に更新する50万台に達するとの見通しを示した。

トヨタのアジアにおける初の生産統括会社として発足した同社は、今年設立50周年を迎えており、棚田社長は「50周年にふさわしい50万台まで増やすことができそう」と語った。タイトヨタの過去最多の販売は2010年の32万6000台であり、すでに10月までの販売(43万台)で最高を更新している。

残り2か月で50万台に到達させたい考えだ。棚田社長は、輸出分を含むタイでの生産も「今年は88万台を予定している」とし、最高だった10年の63万台を大幅に更新する見込みだ。

一方、今年のタイの総需要について、棚田社長は「約80万台だった昨年を一気に60万台上回る140万台程度に伸びるだろう」と予想した。昨年の洪水などによる生産停止分の回復や、政府が新車市場を活性化させる税金還付策を講じていることが、需要の拡大につながっている。

《池原照雄》

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