10月の韓国キアの世界販売、3.1%増…伸びが鈍化

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韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは11月8日、10月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は22万8146台。前年同月比は3.1%増と、9月の13.3%増に対して伸び率が鈍化した。

市場別では、北米が引き続き好調。北米では10月、4万8880台を販売。前年同月比は14%増と、2桁の伸びを維持した。とくに米国では、26か月連続で前年実績を上回る好調さが続いている。

また、欧州では10月、4万9168台を売り上げ、前年同月比は7.4%増。中国では10月、4万7509台を販売したものの、前年同月比は2.6%減とマイナスに転じた。地元韓国も4万0600台にとどまり、前年同月比は1.7%減と3か月連続で前年実績を割り込んだ。

車種別の10月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』が、3万7618台で最量販モデルに君臨。SUVの『スポーテージ』が3万2013台でこれに続いた。小型セダン&クーペの『フォルテ』は3万0885台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万1932台、SUVの『ソレント』は1万8424台を売り上げた。

キアモーターズの2012年1‐10月世界新車販売は、前年同期比10.7%増の226万2933台。欧州は22%増の48万2335台、北米は18.1%増の54万5487台、中国は10.4%増の40万3656台となっている。

《森脇稔》

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