中国のホテルで市販前の一汽海馬(Haima)汽車の中型セダン『ヤオ』とコンパクトセダン『ZM2』の市販版と見られる車両の画像を中国メディアが公開した。
このスクープ写真を掲載しているのは中国の自動車ポータルサイト『中国汽車之家』。記事によれば、中型セダンヤオは全長4845mm、ホイールベースが2800mmで1.8リッターターボ搭載。6速M/Tおよび6速A/Tと組み合されるだろうとの事。
海馬汽車は2006年までマツダの技術指導を受けていたため、そのラインナップはマツダの各車に酷似している。現在、中型セダンとしては初代『アテンザ』に似た『福美来(Family)』があり、この後継車となるか、併売になると見られる。
もう1台のコンパクトセダン『ZM2』は記事によれば、全長4545mm、全幅1737mm、全高1495mmでホイールベースが2600mm、104psの1.5リットルエンジンを搭載するだろうとの事。
現在の海馬汽車のラインナップでは『海福星(Happin)』という、ほぼ9代目『ファミリアセダン』と同じコンパクトセダンがあり、こちらも、この後継車となるか、併売になると見られる。
2台とも、外観に関しては現行の海馬ラインアップにあるマツダ似の雰囲気は薄れている。
コンパクトセダンZM2はホイールベースが9代目ファミリアセダンとほぼ同じであるため、プラットホームはキャリーオーバーと思われるが、中型セダンヤオのホイールベース2800mmは初代アテンザの2675mmや、技術指導終了後の2代目アテンザの2725mmよりも長くなっている。