鬼怒川ゴム工業が発表した2012年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比2.3%増の344億9800万円、営業利益が同0.1%増の39億2700万円となった。
車体シール部品やブレーキ部品が好調で、売上は順調に推移、調達資材のLCC化・汎用化及びアジアでのモノ造り改善活動などにより、収益も改善した。
経常利益は同0.7%増の39億4300万円、当期純利益は同10.2%減の22億2600万円だった。
通期業績見通しは、新興国経済の減速、欧州経済の低迷、中国での自動車販売低迷の影響及び米州子会社での新車立ち上げに伴うコスト増などを勘案し、下方修正。売上高は前回予測から40億円減の670億円、営業利益は11億円減の75億円、経常利益は12億円減の75億5000万円、純利益は12億円減の42億円となる見通し。