日産自動車は、11月中旬からコカ・コーラ セントラル ジャパンに多目的商用バン『NV200』をベースとした100%電気商用車『e-NV200』のテストカー1台を貸与し、実証運行を開始する。
今回の実証運行では、コカ・コーラ セントラル ジャパンが横浜地域での営業用車両として、このテストカーを活用し、エンジン車両と比較しての環境性能、実用性、経済性等を確認する。特に電力ピーク時における消費電力量削減に向け、夜間電力での充電のみで、車両の運用・商業利用が可能かを検証する。
日産では、e-NV200を『リーフ』に続く2車種目の量産EVとして、2014年度までの市場投入を計画。昨年より、複数の大手企業と実証運行を実施しており、日本では、イオンリテールおよびフェデラル エクスプレスと、また欧州では、ブリティッシュガスなどとテストを実施している。