イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリの最新作、『F12ベルリネッタ』。同車の米国第1号車が、チャリティオークションに出品されることが判明した。
これは、フェラーリの米国法人、フェラーリノースアメリカが明らかにしたもの。10月末、ハリケーン・サンディが米国に甚大な被害をもたらした。被災者を支援するために、F12ベルリネッタの米国第1号車が、チャリティオークションに出品されることになったのだ。
F12ベルリネッタは、『599』の後継モデル。フロントミッドシップに積まれるのは、『FF』用の6262ccのV型12気筒ガソリンエンジンの強化版で、最大出力は80psプラスの740ps、最大トルクは0.8kgmプラスの70.4kgmを引き出す。
フェラーリ史上最強のパワフルなV12エンジンを得たF12ベルリネッタは、0-100km/h加速3.1秒、最高速340km/hオーバーという世界屈指のパフォーマンスを実現。日本国内価格は、3590万円から。
オークションは11月17日、F1米国GP開催に合わせて実施。その売上げは全額、赤十字を通じて、ハリケーン・サンディの復興支援に寄付されるという。