商船三井、船舶燃料油向け潤滑性向上添加剤 ルブアップ HSをタイホーコーザイと共同開発

自動車 ビジネス 企業動向
商船三井(Webサイト)
商船三井(Webサイト) 全 1 枚 拡大写真

商船三井の技術研究所は12日、実際の使用環境となる高温状態の燃料油に対し、少量で優れた効果を発揮する油性(潤滑性)向上添加剤「ルブアップ HS」を開発したと発表した。

同社は、約2年前からタイコーホーザイと共同で油性(潤滑性)向上添加剤の開発に取り組んできた。

同製品は、HFRR(High Frequency Reciprocating Rig)試験機および四球試験機による試験で優れた潤滑性が実証され、加えて、同社技術研究所にて改造を施した往復摩耗試験機を使った高温燃料油下での試験でも同様の効果が確認された。

船舶燃料油の世界的な低硫黄化規制に伴い、燃料油自体の潤滑機能が低下したため、燃料噴射ポンプなどに障害を引き起こすことが懸念されていたが、今回の開発ではこうした懸念を軽減することを可能とするという。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 11/28【無料】CES2026予習&復習セミナー「前回レポートでの振り返りと今年の見どころを紹介」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る