ホンダ シビック タイプR 次期型…300psの2.0ターボ搭載へ

モータースポーツ/エンタメ 出版物
ホンダ シビック(欧州仕様)
ホンダ シビック(欧州仕様) 全 3 枚 拡大写真

ホンダの欧州向け『シビック』の頂点に立つ高性能グレードとして、2015年に発売される次期「タイプR」。そのハイライトとなるエンジンの詳細が判明した。

これは11月12日、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じた本田技術研究所・常務執行役員の新井康久氏は、次期タイプRのエンジンについて、「2.0リットルターボで、最大出力は300psレベル」と明かしたというのだ。

これまで、従来通りの自然吸気エンジンを貫くとの説もあったタイプR。しかし次期型では、ターボを選択する可能性が高くなった。ホンダが方針転換した背景には、競合車の存在が大きい。

例えば、フォードモーターの新型『フォーカス』の最強グレード、「フォーカスST」は、最大出力252psの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。フォルクスワーゲン『ゴルフGTI』の次期型も、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」を積み、最大出力は220ps-230psを引き出す。欧州の「ホットハッチ」は、ターボエンジンがトレンドだ。

市販FF車として、ドイツ・ニュルブルクリンク最速ラップタイプの更新を目指す次期タイプR。ルノー『メガーヌR.S.トロフィ』が、2011年6月に打ち立てた8分7秒97のタイムを超えるためには、ターボエンジンが最有力な選択肢なのだろう。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る