コスモ石油、ヒュンダイオイルと合弁で新たなパラキシレン製造設備が完成

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コスモ石油とヒュンダイオイルの合弁会社、新しいパラキシレン製造設備が完成
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コスモ石油は、ヒュンダイオイルバンクとの合弁会社が新しいパラキシレン製造装置を完成したと発表した。2013年1月から商業運転を開始する予定で、石油化学事業を強化する。

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コスモ石油は、石油化学事業を成長戦略と位置付け、2009年11月にヒュンダイオイルとパラキシレン事業に関する合弁会社ヒュンダイ・コスモ・ペトロケミカル(HCP)を設立し、パラキシレン年間38万t規模で製造・販売事業を展開してきた。更に事業ポートフォリオの拡充を目指し、2011年7月からヒュンダイオイルの大山製油所に新規パラキシレン製造装置の建設に着手した。装置の能力はパラキシレンが年間80万t、ベンゼンが年間12万t。

今回、当初の計画より約5か月も早い11月に設備が完成した。今後、試運転を経て商業運転に移行し、パラキシレン事業として年産118万tの製造・販売体制を構築する。

新設したパラキシレン製造装置への原料供給は、コスモ石油の四日市製油所にあるミックスキシレン蒸留装置を中心に、同社グループから安定的に供給を行う。これによって、ガソリン留分の需給改善を図るとともに、原油からパラキシレンまでの精製・石化一貫操業体制による収益拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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