デルタ航空は、ボーイング747-400型機、全16機の内装刷新を完了したことを発表した。
ビジネスクラス「ビジネスエリート」には、完全に水平になるフルフラットベッドシートを導入し、エコノミークラスにはオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを装備。改装後の747型機は、ビジネスエリート48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席の、計376席となる。
ビジネスエリートには、全座席にフルフラットベッドシートを導入。各座席には110Vの電源、USBポート、読書用LEDライトを装備。15.4インチのワイドビデオスクリーンでは、300本以上の映画、計88時間以上のテレビ番組、27種類のビデオゲーム、5,000曲以上のミュージックトラックなどから好きなプログラムを選ぶことができる。
エコノミーコンフォートでは、シートピッチを約90センチ確保。標準的な国際線エコノミークラスの座席よりも足元のスペースが最大10.2センチ広く、リクライニング角度は1.5倍となっている。
エコノミークラスは、薄型の「スリムライン」シートを導入。これにより、ひざ周りのスペースが最大5センチ拡大。全座席に角度を調節できるウィングを備えた可動式ヘッドレストを装備し、快適性を高めた。また、各座席にUSBポートと9インチ大のパーソナルスクリーンを設置。タッチスクリーンで、ビジネスクラスと同じラインナップのコンテンツを無料で楽しむことができる。