マクラーレン MP4-12C に630psのCan-Am…限定生産が決定

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン 12C GT Can-Amエディション
マクラーレン 12C GT Can-Amエディション 全 9 枚 拡大写真
英国のマクラーレンオートモーティブは11月17日、『12C GT Can-Amエディション』を限定生産すると発表した。

同車は新型スーパーカー、『MP4-12C』をベースに開発されたサーキット走行向けのスパルタンモデル。2012年8月、米国カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ・コンクールデレガンスにおいて、ワンオフのコンセプトカーが披露された。今回、マクラーレンオートモーティブは、F1米国GP開催に合わせて、同車の量産化を宣言している。

MP4-12C の3.8リットルV型8気筒ツインターボユニットには、エンジンコンピュータや冷却系を中心に、チューニングを実施。その結果、最大出力は630psを引き出す。ノーマルの600psに対して、30psの上乗せだ。

エアロダイナミクス性能は、F1マシンのノウハウを注入して引き上げられた。大型カーボンファイバー製リアウイングやフロントリップスポイラー、専用ディフューザーなどの空力パーツ採用により、ダウンフォースは30%高められる。

足回りもサーキット走行用に専用チューニング。軽量アルミホイールに、ピレリ製レーシングタイヤを組み合わせた。室内には、FIA(国際自動車連盟)の基準に適合するロールケージを装着。バケットシートや6点式シートベルト、F1マシンと同デザインのステアリングホイールなども採用された。

12C GT Can-Amエディションは、2013年3月から30台を限定生産。英国での価格は、37万5000ポンド(約4850万円)と公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る