ボルボ、V60 のPHVを増産…4000‐6000台へ

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ボルボV60プラグインハイブリッド
ボルボV60プラグインハイブリッド 全 4 枚 拡大写真
スウェーデンのボルボカーズは11月19日、『V60』をベースに開発した『V60プラグインハイブリッド』を、増産すると発表した。

同車は2011年3月、ジュネーブモーターショー11に、コンセプトカーとして出品。その後、ボルボカーズは2011年10月に量産化を決定し、2013年モデルとして、まずは1000台が生産された。

V60プラグインハイブリッドは、ディーゼルエンジンを基本としたシステムを採用。2.4リットル直列5気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力215ps、最大トルク44.9kgmを引き出す。リアアクスルには、最大出力70psを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量11.2kWhのリチウムイオンバッテリーで、トランスミッションは6速ATだ。

モーター単独で最大50km走行できるEVモードを備えることもあり、環境性能は優秀。欧州複合モード燃費は52.63km/リットル、CO2排出量は49g/kmと公表されている。最大航続可能距離は1000km。

ボルボカーズは今回、V60プラグインハイブリッドの増産を決定。2013年モデルの1000台に続いて、2014年モデルでは4000‐6000台の生産を計画する。ボルボカーズのピーター・メルテンス研究開発担当上級副社長は、「最初の1000台はすでに完売した。2013年分の受注も、すでにいっぱいだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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