SRT バイパー、性能公表…0‐96km/h加速は3秒以下

自動車 ニューモデル 新型車
SRTバイパー(ニューヨークモーターショー12)
SRTバイパー(ニューヨークモーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

クライスラーグループが2012年4月、ニューヨークモーターショー12で初公開したダッジ『バイパー』後継車、SRT『バイパー』。同車の驚異的な動力性能が判明した。

これは11月21日、クライスラーグループの高性能車開発部門、SRT(ストリート&レーシング・テクノロジー)が明らかにしたもの。SRTバイパーの米国発売をアナウンスするとともに、そのスペックを公開したのだ。

すでに発表されているように、SRTバイパーには、現在のダウンサイジングトレンドとは無縁の大排気量V型10気筒ガソリンエンジンを搭載。このV10は従来通り、排気量は8.4リットル。しかし、ピストンやインテークマニホールド、エグゾーストバルブなどに、大幅な改良を受けており、最大出力は640ps、最大トルクは83kgmを引き出す。これは先代比で、40ps、5.5kgm強化された計算。SRTによると、自然吸気エンジンとしては世界最強のトルクを誇るという。

今回、明らかになったのは、その動力性能。SRTバイパーは0‐96km/h加速を3秒以下で駆け抜け、最高速は331km/hに到達する。0‐400m加速は11秒台半ば。世界屈指の性能といっていいだろう。

SRTは、新型の価格も発表。米国でのベース価格は、9万7395ドル(約800万円)とアナウンスされている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る