イタリアの自動車大手、フィアットの人気コンパクトカー、『500』。同車に近い将来、ハイブリッドが設定されるようだ。
これは、フィアットとクライスラーグループが公式サイトで公開した映像から明らかになったもの。この映像は、フィアットの誇る新世代環境エンジンで、500にも搭載される「ツインエア」を紹介した内容だ。
映像の最後で、ハイブリッド技術をツインエアに組み合わせることが予告されている。現時点では、その詳細は不明。
ツインエアは、フィアットグループが開発した2気筒ガソリンエンジン。フィアット500から導入を開始し、アルファロメオ『MiTo』などにも搭載されている。
排気量は875ccでターボを装着し、最大出力は85ps/5500rpm、最大トルクは14.8kgm/2000‐3500rpmを引き出す。日本仕様の500では、10・15モード燃費21.8km/リットルの優れた燃費を実現。インターナショナルエンジンオブザイヤー2011を受賞するなど、高い評価を受けている。