【F1 ブラジルGP】可夢偉「自分らしいレース出来た…来季F1コクピット探しに注力」

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小林可夢偉(F1ブラジルGP)
小林可夢偉(F1ブラジルGP) 全 4 枚 拡大写真

追いすがるアロンソの追撃を振り切って3年連続のワールドチャンピオンに輝いたベッテル。そして、このレースでザウバーを去る小林可夢偉のコメントを聞いてみよう。

6位/2012年ワールドチャンピオン
セバスチャン・ベッテル(レッドブル)

「もう、アドレナリンが出過ぎて自分でも何を思っているのか良くわからないよ。とにかく凄いレースだったよね。考えられるありとあらゆる困難が今日は実際に起こった。T4ではハッキリとした理由もなくスピンしてしまった。Uターンするときに他のマシンにぶつけられなくて良かったよ。マシンにダメージが出てストレートスピードが落ち、路面がドライになるとさらに大きく影響が出たが、再び雨が降り始めたのはラッキーだったかも知れない」

「このウィークエンドは、雨になったらレッドブルは不利だと言われていたけど、結果はドライだけでなくウェットでも強いレッドブルを証明できたと思う。この結果にはとても満足だ。このシーズン、レッドブルは常に前に向けてプッシュし、道に迷うことはなかった。ミルトンキーンズの仲間とサーキットに来ている全員が常に限界でプッシュし続けたおかげで、レッドブルはシーズンの後半に強烈な力を発揮できるようになった。チームとそしてルノースポールにはとても感謝している」

「僕にとってのヒーロー、アイルトン・セナの生地で3度目のワールドチャンピオンが決まったことは言葉にできないほどに感動的だ。コクピットでは思わず泣いてしまったが、無線が入ってなくて良かったよ。明日になったらもっと別の言葉で語れるかもしれないけど、今日はこれ以上の表現がわからないよ」

9位
小林可夢偉(ザウバー)

「順調にスタートしてトラブルを避けるなど最初はとても快調でした。この後、にわか雨が振り出して路面がトリッキーになったころ、マーク・ウェーバーのマシンと接触してしまいました。8周を終えてインターミディエイトに履き替える際にノーズコーンを交換した理由はこの接触です。18周目の2度目のピットでは、スリックに交換しました。このストップに時間がかかってしまいましたが、幸い6番手でコースに戻ることができました」

「最終ピットストップは、1周前でやっておけば良かったと思っています。コースコンディションは良くなったのですが、天気予報はもう一度雨が来ると告げていました。それと左フロントタイヤに問題を抱えていましたし」

「最後の方ではミハエル・シューマッハよりもはるかにスピードが出ていたのでオーバーテイクを挑みましたが、レーシングラインの内側は水が多く、リアを滑らせてしまいました」

「全体的に見ればとても良いレースが出来たと思います。自分らしいレースと戦い方が出来たとも思います。チームのためにも、自分自身のためにも、最後のレースでポイントを獲得できて思い残すことはないです。これまでのザウバーのサポートに感謝し、僕自身は来季のF1コクピット探しに力を注ぐつもりです」

《編集部》

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