【カロッツェリア 楽ナビ】エアージェスチャーなど実用的な新操作機能を身につけたベストセラーナビ

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カロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ009 エアージェスチャーで周囲のメニューを表示。右側に表示されるのはチェックウィンドウと呼ばれる情報表示用の小窓だ
カロッツェリア 楽ナビ AVIC-MRZ009 エアージェスチャーで周囲のメニューを表示。右側に表示されるのはチェックウィンドウと呼ばれる情報表示用の小窓だ 全 30 枚 拡大写真

この秋、パイオニア カロッツェリアの主力カーナビ『楽ナビ』がフルモデルチェンジして登場した。

楽ナビは、その名の通り、様々なユーザーが安心して使える高い性能と快適な操作性を追求してきたナビゲーションで、6月にはシリーズ累計300万台の出荷を達成するなど長年にわたりモデルチェンジを経ながらベストセラーを続けてきた。

従来は、HDDタイプ(『HDD楽ナビ』)とメモリータイプ(楽ナビ Lite)が並立していたが、これを集約し、すべて2DINメインユニットは16GBの内蔵メモリーを持つメモリータイプ(『AVIC-MRZ009』『AVIC-MRZ007』)となり、これとは別にエンターテインメント用として本体にSDHCスロットを備える。いずれもDVD再生機能・VGA・4アンテナ/4チューナー搭載のフルセグ機だ。

さらに『エアーナビ』を統合する形で、ポータブルタイプも新たにラインナップ。7インチ/6.1インチモデルそれぞれに4アンテナ・4チューナー搭載した機種を揃え(『AVIC-MRP009』『AVIC-MRP007』)、コストパフォーマンスに優れたワンセグチューナー搭載機も用意した(『AVIC-MRP008』『AVIC-MRP006』)。

最大のトピックは、手を近づける・振る動作で、よく使う機能を呼び出したり操作できる「エアージェスチャー」を搭載したこと。見やすい地図表示や使いやすい目的地検索に加え、Bluetooth(MRZ009)、SDカードへのリッピング(MRZ009)にも対応した。

このうち、エアージェスチャーは、画面に手を近づけたり、画面を横切るように手を振るだけで、あらかじめ設定したメニューを呼び出したり、操作を行うことが可能。センサーはナビゲーション下部に設置され、手の振る方向を判別できる。エアージェスチャーの操作を習得できる「練習モード」も搭載されている。

ナビゲーション性能は、ハイエンド機『サイバーナビ』に匹敵する実力を身につけた。楽ナビならではの使いやすさはそのままに、新デザインの地図表示や、好みに合わせて選べる多彩な表示モードに対応。地図の情報量も増やされており、全国主要都市119ヶ所の「地下駐車場マップ」なども収録する。

表示方法については新たに「ドライバーズビュー」「ツインビュー」「AVサイドビュー」を追加されており、さらにリッチでリアルな地図表現が可能になった(AVIC-MRZ009/MRZ007)。

自車位置精度はカロッツェリアのお家芸。MRZ009/MRZ007」では、高精度クリスタル3Dハイブリッドセンサーをはじめ、1秒間に10回自車位置を測位する「10Hz測位」を採用。またポータブルタイプ(MRP009/MRP008/MRP007/MRP006)には、新開発の「車速補完型3Dハイブリッドセンサー(3軸ジャイロセンサー + 3軸加速度センサー)」を新搭載し、速度・傾斜・旋回など、車の細かな動きを感知することができる。

またオンデマンドのVICS+プローブ交通情報を提供する「スマートループ渋滞情報」にも対応し、MRZ009およびMRZ007では、カロッツェリアのメモリーナビとして初めて全道路約70万kmの情報表示が可能になった。その他の機種においても、全国約33万kmに対応し、渋滞予測データによる高品質なルート探索が可能だ。

さらに、新型楽ナビのすべてのモデルにおいて、最大3年間追加料金なしで最新の地図データを取得可能。地図の更新はSDカード経由でおこなう。

なおパイオニアでは、年内に新型楽ナビを購入した人を対象に、キャッシュバックキャンペーンを実施中だ。キャッシュバック額は2DIN機(MRZ009/MRZ007)が5000円、ポータブル機(MRP009/MRP008/MRP007/MRP006)が3000円。

《レスポンス編集部》

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