ロサンゼルスモーターショー12(LA Auto Show)が28日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにて開幕した。50近くの新型車がお披露目となる。
ロサンゼルスモータショーは、デトロイト、ニューヨークと並ぶ米国3大モーターショーのひとつ。環境施策を強く推し進めるカリフォルニア州での開催ということもあり、最新のハイブリッド車や電気自動車など、エコ・コンシャスな発表が目立つのが大きな特徴。
ロサンゼルスに拠点を持つ国産メーカーも出展に力を入れる。トヨタは世界150か国で販売する主力車種『RAV4』の新型をワールドプレミア。日産、ホンダも主力車種を新たに投入する。
また、「エキサイティング&ファン」なモデルの登場も西海岸のショーならではだ。独フォルクスワーゲンは、現地での人気が世界的センセーションの火付け役となった新型『ビートル・カブリオレ』を公開する。
米国現地メーカーでは、GMがシボレーブランド初となるエンジンを持たない電気自動車『スパークEV』、フォードは1リットルの小型ダウンサイズエンジンを搭載する主力車種『フォーカス エコブースト』と小型環境対応車をメインに据える。クライスラーは、米国で復活したフィアットブランドを前面に押し出し人気車種『500』の電気自動車や派生車種を公開する予定だ。いずれも世界にインパクトを与えるモデルとして本腰を入れた発表となる。
ロサンゼルスモーターショー12は、11月28日、29日がプレスデー、30日から12月9日までが一般公開日となる。会場はロサンゼルスコンベンションセンター。