消火作業に要した水が凍結して通行止めに

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11月28日午前7時50分ごろ、大阪府能勢町内の国道173号を走行していた大型トレーラーが橋上でスリップ。橋の欄干に衝突する事故が起きた。車両は炎上したものの、運転者は脱出して無事。しかし、消火で使った水が凍結して約7時間30分に渡って通行止めとなった。

大阪府警・能勢署によると、現場は能勢町山辺付近。橋は片側1車線で緩やかにカーブしている。大型トレーラーは左カーブを進行中に凍結路面でスリップし、そのまま橋の欄干に衝突。運転席部分が損傷し、エンジンから出火した。

運転していた44歳の男性は車外に脱出。後続車や対向車を含めて人的な被害は無かったが、車両は激しく炎上。通報を受けて駆けつけた地元消防が消火を行い、火はまもなく消し止められたが、今度は消火作業に要した水が凍結。車両が通行できる状態ではなくなり、現場付近は約20kmに渡って約7時間30分に渡って通行止めとなった。

事故当時、現場付近の最低気温は氷点下となっており、警察はこれが原因で路面が凍結し、スリップを誘発。さらには消火に要した水も凍ってしまったものとみている。

《石田真一》

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