ヤナセの井出健義社長は11月30日、子会社のヤナセオートモーティブが展開しているアウディ車販売について、東京での出店を加速する考えを示した。
井出社長は同日開いたAudi芝浦(ヤナセオートモーティブ東京支店)の開所式であいさつし、「ヤナセオートモーティブはアウディ社とのジョイントベンチャーだったヤナセアウディ販売から分離独立して今年で丸5年になるが、順調に業容を拡大し、保有、顧客、販売サービス体制、人材の育成等のインフラ強化も進み、まさに出生期から成長期に移る段階を迎えている」と説明。
さらに「新規出店の投資余力と人材力も大分ついてきているので、東京での展開を加速させたい」と表明した上で、「東京は新店舗の適地を探すのが非常に難しく、用地の確保で苦戦しているが、それだけに伸びる余地も大きく、芝浦の旗艦店をハブに新たに複数店舗を新規出店し、アウディ車の拡販につなげていきたい」と述べた。