VGJ、大学自動車部などを対象としたドライビングレッスンを実施

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
フォルクスワーゲン カレッジサポートプログラムの様子
フォルクスワーゲン カレッジサポートプログラムの様子 全 8 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は11月30日、静岡県の小笠山総合運動公園内特設会場において、フォルクスワーゲン カレッジサポートプログラムを開催した。

同プログラムは、大学の自動車部やフォーミュラチームに所属する学生を対象に、ドライビングの基礎レッスンをはじめ、自動車競技のドライビングスキル向上を目的とした練習場の提供、並びにフォルクスワーゲンの車両を使っての練習走行などを行う、同社の社会活動のひとつ。

午前・午後の2部構成の第1部では、自動車評論家の両角岳彦氏によるドライビングの基礎講義が行われた。講義では、「クルマを操るということ」というテーマのもと、正しいドライビングポジションや、タイヤの挙動などといった、自動車を運転する上で理解しておかなければならない事柄について、人間工学などの理論を交えた解説が行われた。

決して易しい講義ではない中で、「自動車は30年40年と今後付き合っていくもの。それが思い通りに動かせるようになれば面白いと思いませんか」と両角氏が問いかけると、参加した学生達は大きく頷くなど、必死に理解しようとする姿勢が目立った。

特設コースに会場を移した第2部では、それぞれの学生が持ち寄った車やVWGが用意した『ゴルフ』などを用いた実技指導が行われた。ここでは、アクセルを一定にしたまま半径15mの円に沿って車を走らせる「定常円走行」などのメニューに挑んだ学生達であったが、なかなか思い通りの走りができず、積極的に両角氏の助言を求めていた。

参加した学生達は、「普段はなかなか練習走行をする機会が得られないので、こうしたイベントがあることはとても嬉しい」と満足げだった。

そのほか、『シロッコR』や『ゴルフR』などハイパフォーマンス車両の試乗体験も行われた。試乗した学生達は、輸入車特有のウィンカースイッチの位置に戸惑いながらも、普段乗る機会のないフォルクスワーゲン車の走りを楽しんだ。

今回は、初の中京圏での開催であったが、関東や関西の大学からも参加者が集まった。大阪工業大学の学生は、「次回はぜひ関西圏で開催してほしい」と"懇願"した。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る