11月のフォードモーターのインド販売、0.6%増…輸出は2.4倍に

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォード・フィーゴ
フォード・フィーゴ 全 1 枚 拡大写真

米自動車大手、フォードモーターのインド法人、フォードインディアは12月1日、11月のインド国内の新車販売の結果を公表した。輸出分を含めた総販売台数は、1万0155台。前年同月比は0.6%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

1万0155台の内訳は、インド国内販売分が5944台で、前年同月比は28.6%の大幅減。一方、輸出分は4211台で、前年実績のおよそ2.4倍と大きく伸びる。

インド国内販売の主力は、2010年3月に発売した新型コンパクト、『フィーゴ』。同車は欧州Bセグメントの人気車種、『フィエスタ』をベースに、専用内外装を採用したインド向け戦略車だ。

フィーゴは2012年10月、初の改良モデルを発表。内外装を中心に100か所以上の変更を受けている。すでに新しいフィーゴの輸出は10月から開始。インド国内販売も11月から本格化した。しかし、11月の国内販売が前年同月比28.6%減と落ち込んだ結果には、フィーゴ効果は表れていない。

フォードインディアのVinay Piparsaniaエグゼクティブ・ディレクターは、「インド市場は減速傾向にあるが、顧客の足は販売店に戻りつつあり、今後の成長が期待できる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る