【笹子トンネル事故】地方道トンネル12本も緊急点検

自動車 社会 行政
トンネル構造のイメージ
トンネル構造のイメージ 全 2 枚 拡大写真

国土交通省は5日、崩落事故が起きた中央道笹子トンネルと同じ吊り天井方式の地方道トンネル11ヵ所12本すべてで、近接目視のほか打音、触診による国と同等の緊急点検を実施済みであるか、近く実施予定であると発表した。

対象となる道路は、補助国道、都道府県道、市町村道などで、国と同等の緊急点検を実施済みなのは、みちのく有料道路のみちのくトンネル(青森県)、国道122号の日足トンネル(栃木県)、遠阪トンネル有料道路の遠阪トンネル(兵庫県)、西神戸有料道路の第2布引トンネル下り線(同)、国道197号の夜昼トンネル(愛媛県)の計5本。

このうち愛媛の夜昼トンネル(築41年)では、点検の結果、60ヵ所で軽度の異常を確認したため、年内にボルト締め付けと吊り金具補強を行う。直ちに落下するおそれはないという。

残る7本についても、笹子トンネルの事故後に県や道路公社による点検を実施済みで、いずれも異常はなかったという。

これにより、高速道路40本、国直轄国道9本計49本とあわせ、道路法上の道路での同型トンネルはすべて把握、点検することになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る