3日午後7時50分ごろ、千葉県大多喜町内の町道で、頭から血を流した状態で倒れている高齢男性を通行人が発見した。男性は収容先の病院で死亡。頭部に衝突痕がみられたことから、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
千葉県警・勝浦署によると、現場は大多喜町下大多喜付近で片側1車線の直線区間。現場をクルマで通りかかった人が、道路中央で頭から血を流し、うつぶせの状態で倒れている男性を発見。警察に届け出た。
男性は頭部を強打しており、心肺停止の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡が確認された。後の調べで、市原市内に在住する75歳の男性と判明している。
発見当時の現場では小雨が降っていた。死亡した男性の頭部には車両との衝突によって生じたとみらる衝突痕があったが、事故を起こしたクルマは見当たらなかったため、警察では死亡ひき逃げ事件と断定。事故を起こしたクルマの車種特定を急いでいる。