日商エレクトロニクスとグループ会社であるエヌビーアイは、企業向け車両運行管理テレマティクスクラウドサービス「くるま-i」の機能を使用し、ビッグデータ分析サービスおよび事故削減コンサルティングサービスを3日より開始した。
くるま-iは、車両管理ツールのひとつで、GPS・ドライブレコーダー・デジタルタコグラフ機能一体型端末から得られる位置情報や急ブレーキなどのヒヤリハット情報を携帯通信によりクラウドセンターに自動的に蓄積。また、報告書や評価レポート作成機能をクラウドにて標準提供する。
今回提供を開始したサービスは、同2社が顧客に代わって蓄積されたビッグデータを地域・部署・期間・時間帯といったさまざまな切り口で分析。その結果を報告することで、企業の運転におけるリスク傾向を「見える化」する。
また、ISO39001のフレームワークを用いて「事故低減」「コスト削減」「業務効率向上」ができる体制構築を支援する。顧客の業態や方針に応じ、事故を削減するための目的を明確化し、管理目標を設定。具体的に目標を取り決めることで、達成のための運用方法や要因分析手法を提案する。