ボルボカーズ、欧州2工場で減産実施

自動車 ビジネス 企業動向
新型ボルボV40
新型ボルボV40 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは、ベルギーのヘント工場とスウェーデンのトースランダの2工場について、12月の生産台数を減らすと発表した。

ヘント工場では現在、『S60』、『XC60』、『C30』、新型『V40』を生産中。11月からは新型V40の派生車種、『V40クロスカントリー』の生産も開始された。また、トースランダ工場では、『V60』、『V70』、『S80』などを組み立てている。

今回の両工場での減産の発表は、長引く欧州の信用不安によって、新車販売が落ち込んでいることを受けての対応。クリスマス休暇の前に、ベルギーのヘント工場では2日間、スウェーデンのトースランダ工場では3日間、工場の操業を中止する。

ボルボカーズは10月下旬、2013年にかけて、ベルギーのヘント工場における生産台数を減らすと発表。同工場の1時間当たりの生産台数を、59台から54台へ約10%縮小する計画を公表していた。

ボルボカーズのLars Wrebo生産担当副社長は、「現在の市場状況を考慮すると、柔軟な対応が必要。そのため、追加の生産調整に踏み切る」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る