BMWのドイツ本社は12月5日、『M3クーペ』に、「DTMチャンピオンエディション」を設定すると発表した。
BMWは、2012年シーズンのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に、およそ20年ぶりに参戦。BMWチーム シュニッツァーのブルーノ・スペングラー選手がドライバーズタイトルを獲得し、BMWもマニュファクチャラータイトルに輝いた。
DTMチャンピオンエディションは、DTM優勝を記念して設定される特別限定車。M3クーペをベースに、ボディカラーは専用のフローズンブラックで塗装。アルミホイールもマットブラックで仕上げ、凄みを増す外観とした。ルーフやトランクには、BMW Mの3本ストライプが入る。
室内はドアシル部分に、ブルーノ・スペングラー選手のヘルメットと同じデザインを反映。カーボンファイバー製トリムや、アルカンターラ製ステアリングホイールも採用する。限定車を示すシリアルナンバーや、ブルーノ・スペングラー選手のサインも添えられた。
DTMチャンピオンエディションは、全世界54台を限定発売。2013年2月から、BMW M社の工場で組み立てられる予定だ。ドイツでのベース価格は、9万9000ユーロ(約1060万円)と公表されている。