11月のヒュンダイ世界販売、11.9%増…米国が回復

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・エラントラ
ヒュンダイ・エラントラ 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車)は12月3日、11月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は42万0365台。前年同月比は11.9%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

海外では11月、35万8757台を販売。前年同月比は11.8%増と、2か月連続で2桁増を維持する。その内訳は、海外生産分が18.5%増の24万1089台と、引き続き好調。輸出分は11万7668台で、前年同月比は0.3%増と、5か月ぶりに前年実績を上回る。

海外では、米国での新車販売が回復。11月は過去最高の5万3487台を売り上げ、前年同月比は7.8%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。11月1日、ヒュンダイは米国で燃費性能を誇張していたことが発覚したが、この問題の影響による販売減は出ていない。

小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果で1万5923台を販売し、前年同月比は28.3%増と5か月連続で増加。新型を発売したSUVの『サンタフェ』も、前年同月比10.2%増の6754台と、3か月連続のプラスを維持する。主力中型セダンの『ソナタ』は、12.7%増の1万7660台。

また、地元韓国の新車販売は回復傾向。11月の韓国新車販売は6万1608台で、前年同月比は12.6%増と3か月連続で前年実績を上回った。SUVは87.2%増の1万2300台と、7か月連続のプラスを維持。これは、新型サンタフェ投入の効果だ。

バスやトラックを含む商用車も、5.7%増の1万6198台と増加に転じた。乗用車も0.8%増の3万3110台と、2か月ぶりに前年実績を上回る。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る