【VW ザ・ビートル 試乗】プレーンで実用的な“裏ゴルフ”的存在!?…島崎七生人

試乗記 輸入車
VW ザ・ビートル
VW ザ・ビートル 全 4 枚 拡大写真

当初“レザーパッケージ”のみだった『The Beetle』に、ファブリックシート仕様の導入が始まった。

【画像全4枚】

「The Beetle Design」のグレード名で展開されるこのモデルこそ、シリーズのベースモデルの位置づけ。もちろん最大の特徴はシートで、ブラック(またはベージュ)のファブリック地の表皮となる。同時にシート自体も“コンフォートシート”と呼ばれるタイプとなり、スポーツタイプのレザーシートに対し、座面、背もたれとも、ややシェイプが浅くなる。が、乗降性はスムースだし、サラッとした表皮で座り心地はごく快適。普段着感覚で心地いい。

装備がいつくか省略されるのは事実。けれどバイキセノンヘッドランプはオプションで選べる。2ゾーンフルオートではないもののエアコンは標準装備され、純正ナビゲーションもレザーパッケージ同様に、オプション設定されるものが装着可能だ。

タイヤ&アルミホイールは16インチが標準。パワートレーンは1.2リットルTSI+7速DSGと、目下のところシリーズで共通のユニットだ。走らせてみると、動力性能に過不足はなく、乗り味も17インチのレザーパッケージに対し大差はない印象。タイヤサイズ違いでステアリングのタッチに幾分か軽快感があり、サバッとサッパリとした乗り心地になっている…といった程度だ。

思えばもともとビートルは、ゴルフ誕生までのVWの主力車だった。とすると、ゴルフがある今だが、250万円と魅力的な価格設定でプレーンな内外観のこのモデルは、ある意味で“裏ゴルフ”的な、もう1台のVWの実用車かもしれない…と思った。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より『GOLD CARトップ・ニューカー速報』の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 国産初「1.8ツインカムターボ」搭載、7代目トヨタ『コロナ』の実力【懐かしのカーカタログ】
  2. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
  3. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  4. 新型シボレー『コルベット Z06』発売に「欲しすぎる」「かっこいいじゃないですか」、SNSでは憧れの声
  5. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る