スバル、AWD 40周年…ハイブリッドAWDの市場導入視野

自動車 ビジネス 企業動向
スバル フォレスター
スバル フォレスター 全 30 枚 拡大写真
富士重工業は、AWD(All-Wheel Drive)を初めて量産車に搭載した『スバル レオーネ エステートバン4WD』を1972年に発売してから2012年で40周年を迎えた。

40年間AWDの技術開発を進めてきて富士重工業は2012年に、新型クロスオーバーSUV『XV』や新型『フォレスター』を発表した。

現在のスバル SYMMETRICAL AWDの原点となる「レオーネ4WD」は、FWD 5MT仕様にトランスファーをドッキングした直結式4WDを採用した。スバル技術本部榊山隆三氏はこれに対し「この機構からほとんど変わっていません。これを熟成しているということが我々AWDの設計の全てです」と言う。

また将来技術に関して榊山氏は、「AWDシステムの更なるロス低減によって車の特長としていきたい。それからクラウド情報等を用いて、道路環境を事前に検知し、最適なAWD制御を開発していきたいですね」とした。

その他、「電動化AWDの研究開発として、新しい感覚の操縦安定性とモーターによる出力レスポンスの向上が実現出来ると考え研究しています。高効率な駆動系、モーターを使うことによって実装密度の高い駆動系ができますので、広い室内を提供出来るのではないかと考えています」と話した。

《太宰吉崇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る