日本の文部科学省(JAXA)及びマレーシア科学技術革新省(MOSTI)、マレーシア宇宙庁(ANGKASA)が共催する「第19回アジア・太平洋地域宇宙会議(APRSAF-19)」が11日、クアラルンプール(KL)で開幕した。
APRSAF-19は、アジア太平洋地域で最大の宇宙機関国際フォーラムで、14日まで開催される。会議ではアジア太平洋地域の宇宙機関、宇宙利用機関、研究者、大学関係者などが一同に会し、今回のテーマである「革新的宇宙プログラムを通じて生活の質を豊かにする」に沿って論議を行う。
会議は本会合と4つのワーキンググループ(地球観測分科会、通信衛星利用分科会、宇宙環境利用分科会、宇宙教育普及分科会)で構成。前半2日は分科会、後半2日は参加機関の活動報告やイニシアティブ報告を行う本会合を行う。
会議にはアジア太平洋地域を中心に33カ国と地域、12国際機関から約400名の参加が見込まれている。