商船三井、三井住友銀行の環境配慮評価融資で最上位評価を取得

船舶 企業動向
商船三井、ハイブリッド自動車輸送船
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商船三井は、三井住友銀行による「SMBC環境配慮評価融資」で最上位評価を取得したと発表した。

SMBC環境配慮評価融資は、三井住友銀行と日本総合研究所が作成した独自の評価基準に基づいて、企業の環境配慮状況を評価、評価結果に応じた融資条件を設定するもの。

商船三井グループは「環境戦略」を中期経営計画「GEAR UP! MOL」の全体戦略の1つに掲げている。今回「環境マネジメント」「環境保全対策の取り組みの状況」「環境ビジネス」などの面で高い水準であるとの評価を受けた。

特に、国内外を含めたグループ会社一体となった環境マネジメント体制により環境保全活動を推進している点、船舶の効率的運航を追求した「ECO SAILING」の徹底している。また、陸上活動でもオフィスでの省エネ・廃棄物対策への積極的な取り組みを行っていること、低環境負荷船の導入や、プロペラ効率改善装置などの技術開発に取り組むことにより、顧客への低環境負荷輸送に貢献している点が高く評価された。

環境負荷低減に向けた次世代船構想「船舶維新」プロジェクトの一環として、2012年6月29日には、太陽光発電システムとリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド給電システムを搭載した自動車船「EMERALD ACE」も竣工している。

同社では、今後も低環境負荷輸送ソリューションを提供し、時代の要請に応える企業グループへの進化を継続するとしている。

《レスポンス編集部》

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