本田技研工業は13日、オートバイ「CB400 SUPER FOUR」など2車種の制動灯に不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年12月17日~2012年11月27日に製作された2万932台。
雨天走行でメインハーネス先端から侵入した雨水などが保護チューブ内を伝わってコネクタ部が浸水すると電線内の芯線を伝わって後輪用制動灯スイッチまで達し、スイッチ接点が錆びて導通不良となり後輪制動時に制動灯が点灯しなくなるおそれがある。
全車両、電気配線のコネクタ部を覆っているテープを修正するとともに後輪用制動灯スイッチを新品に交換する。
不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。