メルセデスベンツ Eクラス 改良新型、4気筒ガソリンにも最新直噴システム

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メルセデスベンツ Eクラスの大幅改良モデル
メルセデスベンツ Eクラスの大幅改良モデル 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツが12月13日、欧州で発表した『Eクラス』の大幅改良モデル。フロントマスクを中心にイメージを一新したが、エンジンも進化している。

ガソリンエンジンでは、最新直噴テクノロジー、「ブルーダイレクト」を拡大展開。従来はV型6気筒、V型8気筒だけの技術だったが、今回の大幅改良を機に、直列4気筒エンジンにもブルーダイレクトが採用された。

ブルーダイレクトは、メルセデスベンツの3世代目となる直噴テクノロジー。新開発のピエゾインジェクターを導入し、高圧での燃料噴射を実現。燃焼効率を引き上げているのが特徴である。

1991ccの排気量を備えた直列4気筒ガソリンターボエンジンには、2種類のチューニングが存在。「E200」用は、最大出力184ps/5500rpm、最大トルク30.6kgm/1200-4000rpmを発生。「E250」用は、最大出力211ps/5500rpm、最大トルク35.7kgm/1200-4000rpmを引き出す。

アイドリングストップは全エンジンに標準装備。欧州複合モード燃費は、E200、E250ともに17.24km/リットル。CO2排出量は、E200/E250ともに135g/kmとなる。排出ガス性能は2015年、欧州で施行予定のユーロ6を満たす。

メルセデスベンツは、「新しいEクラスは、パワーと燃費性能を高次元で両立。排出ガス性能もクラストップレベル」と説明している。

《森脇稔》

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