東海ゴム、イタリアの自動車用ホースメーカーを買収…欧州・南米市場へ本格参入

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東海ゴム工業は、イタリアの自動車用ホースメーカー、ダイテック社を買収すると発表した。

東海ゴム工業は、自動車用ホースを国内とアジア、北米など計8か国で、日系自動車メーカー向けに現地生産を行っているが、日系メーカーの重要拠点である欧州や、今後の市場拡大が見込まれる南米への進出が課題だった。

ダイテック社は、イタリア、ブラジル、トルコ、チュニジア、中国、ロシア、アルゼンチン、 セルビア、メキシコ、計9か国に生産拠点を所有。今回の買収で、欧州・南米地域での現地生産が可能になるとともに、海外自動車メーカーへの販路も獲得でき、世界的な供給体制が整うことになる。

東海ゴム工業の中期経営計画「2015年 TRI GROUP VISION」では、自動車用品部門の成長戦略として、日系自動車メーカーへの拡販とともに、海外自動車メーカーへの本格参入を掲げている。同社は、ダイテック社の得意とするモジュールの設計・開発力や欧州・南米での強固な販売網の活用、製品ラインナップの拡充により、グローバル相互補完体制を整備し、販売拡大を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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