格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは、岩片和行社長が12月17日付けで辞任して、全日本空輸(ANA)出身の小田切義憲取締役が社長に昇格する人事を発表した。
岩片氏は任期途中ながら取締役も退任し、代表権を持たない会長に就任した。
同社はANA系のLCCで今年8月から成田空港を拠点に国内線3路線、国際線2路線を運航している。8月から11月までの搭乗率が目標の8割を大きく下回る65.4%と低迷している。
今回トップが交代するとともに、取締役も10人から7人に減らし、経営の意思決定のスピードアップを図って、業績を立て直す。