アキュラの小型入門セダン、ILX…販売不振で早期改良を示唆

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アキュラの新型コンパクトセダン、ILX
アキュラの新型コンパクトセダン、ILX 全 4 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラが米国市場へ投入したばかりの入門小型プレミアムセダン、『ILX』。同車の販売不振により、早期改良が施される可能性が出てきた。

これは12月10日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたアメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「ILXは期待した販売目標に達していない。その最大の原因は、非力なエンジンにある」と話したというのだ。

アキュラILXは、新型ホンダ『シビック』の車台やエンジンをベースに開発された小型プレミアムセダン。11月の販売台数は2108台にとどまっている。

アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長が指摘した「非力なエンジン」とは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを指す。最大出力は150ps、最大トルク19.4kgmだ。

また、パワー志向のユーザーには、2.4リットル直列4気筒ガソリンを用意。最大出力201ps、最大トルク23.5kgmを引き出す。しかし、2.4リットルは6速MTの設定しかないため、「顧客をフォローできていない」とメンデル副社長は分析する。

さらに、メンデル副社長は、アキュラILXに早期に改良を施す意向を示唆。「2.0リットルエンジンを廃止し、2.4リットルに1本化。ATを追加する」と語ったという。

《森脇稔》

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